スタッフブログ
ペットちゃんの保冷処置の仕方
これからの季節だんだんと暑くなり気温、湿度が上がるにつれてご遺体の損傷や腐敗が早まります。
保冷処置はペットちゃんのお身体の状態を維持するための大切な処置です。もしもの時にも落ちついて処置してあげてください。
亡くなってしまったら・・・
①ご安置する。
バスタオルやタオル、ペットシーツなどを敷いて、手足を寄せて背中が丸くなるようにペットちゃんを寝かせてあげます。
※硬直してしまった場合は、無理にせずそのままの状態で大丈夫です。
②保冷処置をする。
ご自宅にある保冷剤、もしくはビニールに氷を入れていただいたものを用意し、お腹、腰のあたりを集中的に冷やします。
保冷剤、氷入りビニールは直接あて、ドライアイスはタオルなどで包んでからあててください。
腸が一番最初に腐敗する事が多いので腹部のあたりを冷やすことが重要となります。
※ドライアイスを使用する場合には取扱いに十分気をつけて下さい。
③外気との遮断。
保冷剤、氷、ドライアイスは外気に触れると溶ける(効果がなくなる)時間が早まります。
また、ご遺体も外気に触れると腐敗が早く進みますので、タオルやバスタオルなどで出来るだけ外気に触れないようにお体の上からかけてあげて下さい。
~~~注意点~~~
・保冷剤などは溶けてきたら出来るだけこまめに交換してください。
・保冷剤は約6時間、氷は3時間、ドライアイスは約24時間で冷やす効果が薄れてきます。気が付いたら交換する事をお勧めします。
・保冷処置を施しても、お鼻・口などから血液や体液が出てくる場合もあります。その場合は素手で触れずティッシュなどでふき取ってあげてください。
大切なペットちゃんが亡くなってしまった時、まずは慌てずにしおんまでお電話くださいませ。
保冷剤などが無い場合、火葬までに時間があいてしまうなど状況により飼い主様がご安心頂けるよう対応させていただきます。
ご不明な点、ご不安な点などありましたら、いつでもご連絡下さいませ。