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葬儀屋さんらしく…

たまには葬儀屋さんらしく、仏教についてお話をしたいと思います。
仏教の世界では動物も輪廻転生があると言われています。
輪廻転生とは・・・人間(あるいは、すべての生命は)、死んだ後、また、別の人間(あるいは別の生き物)に生まれ変わる、という思想です。

仏教では人や動物など亡くなると四十九日の間に七日ごとの捌きを受け、六道のいずれかに転生すると聞きます。
六道とは、天道(天人が住む世界)、人間道(人間が住む世界)、修羅道(修羅が住む世界)、畜生道(動物が住む世界)、餓鬼道(餓鬼が住む世界)、地獄道(罪を償わせるための世界)の六つです。
観音菩薩の導きで六道世界より救われるという観音信仰があり、そのうちの畜生道を化益する観音として、「馬頭観音」とされており馬のみならずあらゆる畜生類を救う観音ともいわれております。

栃木県の「馬頭町」と深い関わりがあるかと思われますが・・・実は馬頭観音は馬頭町発祥ではないのです。
元来の馬頭村の名は,おそらく馬頭院が所在したからだと言われております。馬頭院の創建は建保5年(1217)光宝上人が延命地蔵菩薩像(平安時代作-栃木県指定重要文化財)を安置し馬頭観音を勧請したのが始まりと伝えらています。
と、ちょっと話が反れてしまいましたが・・・各地に馬頭観音の道祖神が祭られていますのでお見かけした際には手を合わせて、ペットちゃんの冥福をお祈りするのもいいかもしれませんね。

日本宗教、仏教においては、宗派や宗旨により説かれていることが違かったり、諸説も多々あります。何を信じ崇拝するのかはその人が信じるものでよいと思われます。
ただ、根底にあるものが人や動物、すべてに感謝をし敬うことが前提にあるものとされているので、亡くなった後もその人、動物を想い感謝の気持ちで手を合わせる事が一番の供養ではないのかとおもいます・・・